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Toppage/comparison index | Sep.2004 | ||
アクセラ VS ゴルフ |
*総合評価先頭へ エクステリア/インテリア/広さ/安全装備/環境/プライス/乗車定員/最小回転半径/シート/変速機/アクセル/エンジン/ ブレーキ/ステアフィール/乗り味/動力性能/運動性能/ブランド力/新技術
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No. | 評価項目 | 車名 | ||||||
MAZDA AXELA Sport 20C(2.0L) (C-Package+DVD navi.) |
Volkswagen Golf GT(2.0L) (Leather Package) |
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1. | エクステリア ↑topへ |
コメント | ||||||
この写真のアングルから見ると絞られたサイドラインによって筋肉質でスポーティーな印象を受ける。反面サイドビューは、面白みがない。ボンネットとAピラーの傾斜角にはもう一工夫欲しい気がする。スポーツを豪語するのならば、エクステリアは更にスタイリッシュでインパクトのあるデザインであってもいい。ボディカラーは、スポーツという印象から選択すると個人的には写真のイエローまたはレッドだ。 | GolfXは、すべてを一新しながらもエクステリアは、何処から見てもGolfである。先代のGolfとは細部のデザインは明らかに異なっているのに新型もまた何処から見てもGolfである。 変わっても変わらずにいいものだけは、継承して残していく。その歴史に裏打ちされた自信がみなぎるエクステリアである。細部の作りこみは、精緻で高級感が漂う。 |
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判定 | △ | ○ (新Golfの表現力を評価) |
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2. | インテリア ↑topへ |
コメント | ||||||
メーター廻りは、一見するとアルファ147的(147はセンターメータ内に水温と燃料計、左側に全周シルバー縁取り丸型スピードメータ、右側に全周シルバー縁取り丸型タコメータの配置だが、アクセラではセンターに全周シルバー縁取り丸型スピードメータ、左側にタコメータ、右側に水温と燃料計が配置されている。)でスポーティーな印象だ。センターパネルは、各種スイッチ類の配置と造形、クリアランス、カラーリングを含めすっきりとまとまっていて質感が高いと感じさせる。 又,オーディオをONにすると、音量調整ダイヤル左右のLED光のバーが左右に伸びるように発光するなどの隠しわざも面白い。 |
インテリアには派手なところは何処にも見当らないのだが、着座して廻りを見渡した時にトータルとして確かな高品質感と落ち着いた雰囲気を味あわせてくれる点に注目だ。これは、もちろん各パーツの造形、クリアランス、レイアウト、カラーリングのトータルバランスを十二分に考慮した結果であることは想像出来るとしてもこうしたさり気ない演出は、巧みの技といってもいい。メーターもさりげないが質感が高いと感じさせるもので繊細にシルバーの縁取りを施された丸型メータは、右側にスピードメータ、左側にタコメータ、その間に水温、燃料計がレイアウトされている。 | |||||||
判定 | ○ (スポーティーかつ高品質感) |
○ (さりげない高品質感) |
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3. | 広さ ↑topへ |
a室内長,b全幅,c全高 | 1825/1435/1210 | 1840/1330/1200 | ||||
a×b×c (m3) | 3.2 | 2.9 | ||||||
判定 | ○ | △ | ||||||
4. | 安全装備 ↑topへ |
エアーバック装着状況 | ・運転席&助手席SRSエアバック(デュアルステージタイプ):標準装備 ・SRSサイドエアバック(フロントシート):オプション ・SRSカーテンシールドエアバック(サイドウインドー全体):オプション |
・運転席&助手席SRSエアバック:標準装備 ・SRSサイドエアバック(フロント/リヤ):標準装備 ・SRSカーテンエアバック(サイドウインドー全体):標準装備。 |
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判定 | △ | ○ | ||||||
シート等への配慮 | ・フロントELR付3点式シートベルト(プリテンショナー&ロードリミッター機構付):標準装備 ・フロントシートベルトアンカーアジャスター:標準装備 ・リヤELR付3点式シートベルト(左右席、中央は2点式):標準装備 ・ISOFIX対応チャイルドシート固定専用バー+トップテザーアンカー:標準装備 ・頚部衝撃緩和フロントシート:標準装備 |
・全席3点式シートベルト:標準装備 ・フロントシートベルト高さ調整式:標準装備 ・フォースリミッター付シートベルトテンショナー(フロント/リヤ左右):標準装備 ・ISOFIX対応チャイルドシート固定専用バー:標準装備 ・アクティブヘッドレスト(フロント):標準装備 |
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判定 | △ (リヤ左右席にプリテンショナー&ロードリミッター機構なし) |
△(トップテザーアンカーなし) | ||||||
DSC(緊急時姿勢制御)等 | オプション | ESP(エレクトロニックスタビリゼーションプログラム):標準装備 | ||||||
判定 | △ | ○ | ||||||
ABS+EBD等 | 標準装備 | 標準装備 | ||||||
判定 | ○ | ○ | ||||||
ブレーキアシスト | 標準装備 | 標準装備 | ||||||
判定 | ○ | ○ | ||||||
レーンキープ、衝突時ブレーキ補助装置等 | なし | なし | ||||||
判定 | ー | ー | ||||||
その他 | ・水平移動式の衝撃吸収ステアリングシステム ・クラッシャブルブレーキペダル ・衝撃吸収ソフトインテリア ・プロジェクターヘッドランプ:標準装備 ・ディスチャージヘッドライト(レベリング機構付):オプション ・フロントフォグランプ:標準装備 |
・衝撃吸収式ステアリングコラム ・衝突感知自動ロック解除機能 ・HVV(リヤアクスルフル減速システム):標準装備 ・EDS(エレクトロニックディファレンシャルロックシステム):標準装備 ・4灯式ハロゲンヘッドランプ(ハイトコントロール機能付):標準装備 ・オートライトシステム:標準装備 ・フロントフォグランプ:標準装備 |
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判定 | ○ | △ (クラッシャブルブレーキペダル &衝撃吸収ソフトインテリアなどカタログ記載なし) |
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5. | 環境 ↑topへ |
排気ガス規制値は? | 平成12年基準排出ガス75%低減 (超ー低排出ガス) |
2005年EU排出ガス規制 (ユーロ4) |
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判定 | ー (規制基準異なり判定不可) |
ー (規制基準異なり判定不可) |
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燃費は?(10.15モード) | 13.8 | 11.4 | ||||||
判定(ウェート付け:×2) | ○×2 | ー | ||||||
6. | プライス (注1参照) ↑topへ |
リッター当たり価格(K\) | 998 | 1578 | ||||
判定(ウェート付け:×3) | ○×3 | ー | ||||||
馬力当たり価格(\) | 13,300 | 20,867 | ||||||
判定(ウェート付け:×3) | ○×3 | ー | ||||||
7. | 乗車定員 ↑topへ |
何名 | 5 | 5 | ||||
判定 | - | - | ||||||
8. | 最小回転半径 ↑topへ |
(m) | 5.2 | 5.0 | ||||
判定 | - | ○ | ||||||
9. | シート ↑topへ |
着座感 | 硬いという印象ではなく、ソフト+αという感じ。座り心地は良好で長距離での疲労感は少ないと推測。 | 硬いという印象だが、下からの受け止め方が個人的には好みで長距離走行での疲労感は少ないと推測。 | ||||
サイドサポート感 | タイトコーナーにおいても容易に肩がずれるような感じはなかった。 | コーナリング中に肩のずれを意識することはなかった。 | ||||||
判定 | △ | ○ (個人的趣向) |
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10. | 変速機 ↑topへ |
AT | トルコン | コメント | アテンザ、デミオ、ベリーサ、(アクセラ23S)など昨今のマツダの4速ATは、変速ショックが極めて少ないのが定評となっていたが、この試乗車に限って言えばキックダウン時のショックがやや大きく残念だ。個体差にしろ、もし製造上のバラツキとして世に出てくるとすれば、好ましくない。 | アイシン製6ATは、Dレンジ走行において変速ショックも小さく極めてスムーズに走行できる。 あえて言えばのことだが、ティプトロニックとして使用した場合にAT感というか?若干のすべり感を残してしまう点を改善できればと思う。(あくまで街の試乗屋の個人的見解である。) |
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判定 | ー | ○ | ||||||
ロボットMT | コメント | - | - | |||||
判定 | - | - | ||||||
MT | コメント | - | - | |||||
判定 | - | - | ||||||
11. | アクセル ↑topへ |
アクセルワークに対するレスポンス | アクセル開度に対する加速感は、トルクのつきがよくごく自然だ。したがって市街地走行における発進加速面において余計な気を使うことはなくスムーズなドライビングが可能だ。 | アクセルワークに忠実に反応するエンジン。踏み込み量に応じた加速が得られ、高感度だ。 |
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判定 | ○ | ○ | ||||||
12. | エンジン ↑topへ |
吹け上がりのフィーリング | 軽快な吹け上がりだが、ややキックダウン時のショックが大きい分加速フィーリングがスポイルされるように感じるのが惜しい。 | 鋭く軽快に吹け上がる好印象 (FSIの恩恵か) |
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排気音、振動等 | 極普通、嫌味なし。 | 極普通、嫌味なし。 | ||||||
判定 | △ | ○ (鋭い吹け上がりを評価) |
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13. | ブレーキ ↑topへ |
ブレーキフィーリング | 踏力に応じた減速コントロールが出来る。ブレーキフィーリングはパッドとローター間の精度面の高さが感じられるほど好印象だ。 ノーズダイブは感じられない。 |
Golfは、ブレーキペダルに軽く足を乗せているだけでジワリと効くグッドフィーリングだ。これならば緊急時に於いても安心感が高く信頼がおける。 ノーズダイブは感じられない。 |
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判定 | ○ | ○ | ||||||
14. | ステアフィール ↑topへ |
ステアフィール | 中立付近では重く、路面との対話感は薄い印象で、ステアリングを中立付近から僅かに動かしても車は反応しないが直進性は良好。 ところがステアリングの角速度を少し速めて切り込むとダルと思えたステアリングレスポンスは一変し、鋭い反応を示す。この時の姿勢変化はややロールを伴うがリヤが容易にブレークする感じではない。 タイトコーナーにやや速い速度で突っ込んでみたが、姿勢が容易に崩れることもなく冷静なステア操作が可能だ。 注)パワステ:電動ポンプ油圧式 |
ステアリングを切っていく過程において操舵力が常に一定という感じで精緻な印象をもった。(電動パワステの長所がきちんと生かされている感じだ。) 路面との対話感は、細い線で繊細に繋がっている感じだが、仕事はきちんとこなしてくれる。角速度を速めた車線変更時においてもロールが抑えられていてステアフィールは良好だ。このステア特性は誰が運転しても気を使うことがなくドライバーに常に安心感を与える。 |
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判定 | △ | ○ (精緻なフィールと安心感) |
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15. | 乗り味 ↑topへ |
乗り心地全般 | アクセラの乗り味は、ソフトでもなくハードでもなく中庸だ。凹凸もうまくいなしているし、なにが悪いということもないのだが、どうもフィーリング面からいうと今一つ節度感というか?訴えてくるものに乏しいと感じさせるものがある。これは、中立付近に於けるステアリングインフォメーションにも起因するかもしれないが、個人的にはもう少しメリハリの効いた乗り味の方が好みだ。これはあくまで街の試乗屋の贅沢な要求かもしれないが・・・・。 |
アクセラよりも硬質感のある乗り味だ。硬いといっても足がきちんと仕事をしているから個人的には好印象だ。だがこの硬質感をフィーリング的に好まない方には受け入れられないだろう。好き嫌いの分かれるところと思う。 この足のいいところは、速度を増していくと非常にフラット感が高まっていくと感じるところだ。 試乗コースゆえにあくまで感覚的ではあるが、高速走行に於いて無類のフラット感を示すことが期待できる足回りではないかと思う。 |
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判定 | △ | ○ (乗り味に対する自信を持った確かな作りこみの良さを評価) |
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16. | *動力性能 ↑topへ |
a.馬力当たり重量(Kg/PS) | 8.40 | 9.20 | ||||
b.トルク当たり重量(Kg/Kg.m) | 67.38 | 67.65 | ||||||
a×b(Kg2/PS.Kg.m) | 566 | 622 | ||||||
判定 | ○ | ー | ||||||
17. | *運動性能 ↑topへ |
ホイールベース/全長 | 0.60 | 0.61 | ||||
判定 | △ | ○ | ||||||
トレッド/ホイールベース | 0.58 | 0.60 | ||||||
判定 | △ | ○ | ||||||
車軸センター〜ルーフ迄/トレッド | 0.75 | 0.75 | ||||||
判定 | ー | ー | ||||||
18. | ブランド力 ↑topへ |
コメント | MAZDAといえばロータリーエンジンだ。試行錯誤の末に1967年、ロータリーエンジンを搭載した世界初の市販乗用車“マツダコスモスポーツ”を世に送り出した。 その後RX-7:FCシリーズ、RX-7:FDシリーズを経て2003年4月マツダの技術屋さんの執念によってその技術はRX-8へと昇華した。 ブランドイメージは、ロータリーエンジン=MAZDA→優れた技術屋集団 もう一つのブランドイメージは、スポーツカーのMAZDAだ。 スポーツカー=MAZDA→走りの楽しさを提供してくれるメーカー。 ユーノスロードスター(&ロードスター)は、「2人乗り小型オープンスポーツカー生産台数世界一」としてギネス記録に認定されているのだ。 |
フォルクスワーゲンといえば、誰しもが思い浮かぶのは、ビートルではないだろうか?カブトムシの愛称で親しまれ、根強いファンも多い。ドイツの国民車構想の中で1938年に生まれたフォルクスワーゲンビートルは、今や世界の津々浦々まで浸透し、フォルクスワーゲンの名声を大いに高めた。 そして1974年に誕生したGolfもまたフォルクスワーゲンを代表するロングセラーカーとなった。 ビートルもGolfも誕生以来、頑固なまでにその基本となったエクステリアを受け継いできている。変わっても変わらないこと、その車が歩んできた歴史を尊重し継承してきた過程がフォルクスワーゲンのブランド力を高めていったと考える。 |
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判定 | △(イメージ浸透度やや弱い) | ○ (フォルクスワーゲン=Golfの認知度の高さを評価) |
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19. | 新技術 ↑topへ |
どのような新技術? (標準装備の主たる新技術のみを抽出) |
・MZRエンジン(吸排気逆転レイアウト:エンジン前方から吸気して後方に排気するレイアウトを採用。 触媒コンバータまでの距離短縮→排気温度が高く保たれる→浄化作用向上) ・VIS(バリアブル・インダクション・システム):吸気マニホールドの実質的な長さを可変→吸気効率最適化→全域にわたる高トルク化 ・電動ポンプ式油圧パワーステアリング:アシスト力を発生する油圧ポンプを従来のエンジン駆動タイプから電気モーター式に進化させた 。 |
・FSIエンジン:直噴エンジン ・ティプトロニック付6速AT(アイシンAW製) ・HVV(リヤアクスルフル減速システム:凍結路など、特殊な路面状況下でフロントABSのみが作動する場合は、HVVがリヤのブレーキ力を高めフロントブレーキをアシスト。) ・EDS(エレクトロニックディファレンシャルロックシステム:発進時に左右輪の回転差をコントロール) ・EPS(アシスト量を必要に応じて電子制御する電動パワーステアリング:横風が強い場合などに直進安定性を高める制御も行っている。) |
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判定 | △ | ○ (FSIエンジン、EPSを評価) |
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総合評価 ↑topへ |
判定合計(○の合計) | 16 | 17 | |||||
コメント | MAZDA AXELA Sport 20C(2.0L) (C-Package+DVD navi.) |
Volkswagen Golf GT(2.0L) (Leather Package) |
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AXELA20Cは、アクセルワークに対するエンジンの吹け上がり、コーナリング、ステアフィール(中立付近は好まないが・・・)、乗り味(ソフトでもなくハードでもなく中庸であり、やや節度感に欠けるが)等は、そこそこ良いし、シートとブレーキはなかなかいい。トータルとしてみると悪いという評価にはならないが、ぐっと引かれるインパクトに欠けるというのが正直な印象だ。 乗り味に関していえば、確かにあまり硬質感を全面に出すとマニアックな印象をもたれて受け入れられないという葛藤も理解できる。 あくまでこの乗り味については、街の試乗屋の個人的見解と捉えて欲しい。 |
Golfには派手なイメージはないが、そうした控えめな中にエクステリア、インテリアの作り込みの良さが隠されていてさりげない高級感を味わうことが出来る点を評価したい。 そしてGolf GTの乗り味は、総括してみると、ビギナーから無類の車好きまでを幅広く受け入れる懐の深さを持っているといえそうだ。 それは、ステアフィール(操舵力が一定で精緻な印象)、ブレーキフィーリング(ことさら意識せずに 静止可)、コーナリングレーンチェンジ(安定感)、アクセルワーク(踏み込み量に呼応する加速性) そして、硬質感を伴う乗り心地、これら走る為のアイテムすべてがさりげなくドライバーを支えてくれているからだと考える。 Golf GTは、非常に安心感の高い車であり、頼れる車という印象を深くした。 |
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総合判定 | 劣 (プライス面は優位) |
優 | ||||||
*カタログ値を用いた計算値 注1)プライスの比較計算ではAXELAにはC Package+DVD Navi.(\245,000)、GolfにはLeather Package(\280,000)の価格を各車両本体価格に上乗せして算出した。〔AXELA:2004年4月メーカー公表価格(消費税抜き)、Golf:2004年5月メーカー公表価格(消費税抜き)を用いた。〕 AXELA C Package ・オートライトシステム・レインセンサーワイパー・撥水機能(フロントガラス+フロントドアガラス+ドアミラー) ・本革巻きステアリングホイール&シフトノブ・205/55R16タイヤ&16インチアルミホイール Golf Leather Package ・フロントスポーツシート(レザー)・運転席パワーシート(12ポジション調整式)・運転席/助手席パワーランバーサポート・フロントシートヒーター・助手席シートアンダートレイ
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