自動車の日米ビッグスリーの収益比較
(2004.5.12朝日新聞朝刊に掲載された数値に基づきグラフ化)
注記)連結ベース。米ビッグスリーは03年12月期、日本の3社は04年3月期。
ビッグスリーの金額は昨年末の為替相場水準(1ドル=106円90銭)円換算

・トヨタの売上高は、3位フォードに肉薄。

・トヨタの利益額は他社を圧倒し、堂々の1位。

・トヨタの世界販売台数は、フォードと比肩。

・日産の世界販売台数はトヨタの44%に過ぎないが、利益率ではトヨタと比肩。
この数字からマジックではない現実としてのゴーン改革の凄みを見ることが出来る。

・利益率では日産がトヨタを僅かに抑えていたが台当たり額では逆転しており
トヨタの販売戦略のしたたかさが見える。

・日産の当期利益額に対する台当たり額は、トヨタに僅かに及ばない。つまり利幅を稼げる高級車の拡販がキーだ。トヨタはすでに高級車をイメージしたレクサスブランドによる更なる飛躍を目論んでいる。
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