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HONDA |
Equipment&Spec(ホンダフィット3ハイブリッド VS トヨタアクア装備&性能比較) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
Nov.2013 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
HONDA FIT3 HYBRID IMPRESSION (ホンダフィット3ハイブリッド試乗インプレッション) |
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今回試乗した車は、JC08モード燃費36.4Km/L(F&Lパッケージ;33.6Km/L、Sパッケージ;31.4Km/L)を記録した新型フィットハイブリッドである。 以下に旧型フィットハイブリッドとディメンション、出力、燃費などを比較した。
・トレッドは、前-10mm、後-5mm数値上狭くなっているが、タイヤ幅が10mmアップしているので前側同面、後側で+5mm広げられたことになる。 ・最小回転半径は、同値で4.9m。 ・全長+55mmに対して、室内長は、+110mmで、努力シロは、+55mmだ。 ・エンジンは、最高出力で+25.0%、最大トルクで+11.4%引き上げられた。 ・モータについては、最高出力+110.7%、、最大トルク+103.8%と強化シロは、かなり大きい。 ・JC08モード燃費は、+37.9%向上した。 1.エクステリア 第二世代のフィットに対して、新型であることが一目で判る強いメッセージが感じられるデザインだ。サイドに深く彫られたキャラクターライン、細めにやや切れ上がったヘッドライト、明確にリアの存在感を示すテールライト形状など第三世代のフィットであることを強く主張している。 2.インテリア インテリアもまた一新された。第二世代では造形の面白さが際立っていた印象だったが、新型では、それが整理整頓されて造形への拘りを随所に織り込みながらもすっきりとしたデザインとなり、かつちょっと質感の向上も図られた感じだ。タッチパネル採用のフルオートエアコン、軽いタッチでスイッチング的に操作可能なハイブリッド専用シフトレバー、ドライバーの視認性と操作性に配慮したナビ画面のレイアウトなど使い勝手も進化させている。定評のシートアレンジ・・・ウルトラシート(ユーティリティ・モード、ロング・モード、トール・モード、リフレッシュ・モード)は、新型においても変わることはない。 3.ドライバーズシート 着座感は、柔ではなく適度な硬さ感があり良好だ。 4.変速機(7速デュアルクラッチトランスミッション) アクセルを優しく踏み込むエコ運転時では、ほとんど変速を意識することのない滑らかなフィールを示した。しかしながら、充電不足によりエンジンからスタートする場合においては、発進時にほんの僅かにカチャカチャとした変速フィールを感じた。急加速時の変速フィールは、瞬時にギヤダウンするという鋭いスポーティフィールとは異なり、どこかメリハリを感じない。 5.アクセルワーク アクセルをジワリと操作する限りにおいて、その加速フィールは滑らかで心地よい。しかしながら、アクセルを深々と開けた時には、加速力自体には不満は無いのだが、上述したように瞬時にギヤダウンし、鋭くメリハリを効かせたスポーティな加速フィールといった感覚とはちょっと異なるのである。Sモードボタンを押すとアクセル開度はそのままで車がすっと前へ出る。SボタンONで暫く走行してみたが、アクセルを軽く踏み込むだけで充分な加速力が得られる。ECON、NORMAL、Sモードのいづれの走行においても、アクセルの急激な踏み込みは似合わず、じわりと操作することによる心地よい加速感を味わうべしと報告しておきたい。 6.モーター音+エンジン音 緩々とした60Km/h以下の走行時にはモーター音もエンジン音も殆ど耳に届かず、遮音性の高さには驚かされた。また、回生時のキュイーンというどこのメーカーのハイブリッド車でも聞こえてくるモーター音がかなりのレベルまで抑えられており、殆ど耳に届かなかった。この車に似合わないアクセルを急激に深々と開けるような操作を行った場合に限って、モーター音+エンジン音が耳に届くといった具合だ。 7.ブレーキフィール 電動サーボブレーキシステムが採用されているが、べダルの踏みシロに対する制動フィールは、ナチュラルでカックン的フィールもなく、コントロール性に問題はなかった。 8.ステアフィール 路面としっとりと繋がっている感じで、直進性は良好だ。 角速度を速めた車線変更を試みたが、車体が急激な姿勢変化を起こすことなく、身のこなしはあくまで穏やかであり、安心感が高い。 9.乗り味 FIT2に対して明らかにボディ剛性が上がったと感じさせる上質感のある乗り味だ。凹凸乗り越し時においてもゴトゴト感はしっかりと抑えられ、足が良く動きボディーがしっかりと受け止めてくれていると感じさせる上々の乗り味だ。又、ロードノイズがしっかりと抑えられており、遮音性の高さもグッドだ。 10.コーナリングフィール 高速コーナリング時(試乗コースゆえ限られることをお断りしておく)において、ビシッと手ごたえのあるフィールがステアリングを通してもう一歩伝わってくるといいと感じたが、これは求め過ぎかもしれない。 (上記1.〜10.の試乗グレードは、Lパッケージ)
以下、トヨタアクアと外観寸法、動力性能面、価格面及び燃費について比較した。(下表参照)
・JC08モード燃費、動力性能面、価格面のすべての項目でフィットハイブリッドが優勢である。 (価格面の比較にはフィットハイブリッド:\1,742,858(消費税抜)、アクア:\2,002,429(消費税抜)を用いたが、詳細については、"ホンダフィット3ハイブリッド VS トヨタアクア装備&価格比較”を参照方) 街の試乗屋のコメント(補足) フィット3ハイブリッドは、エコドライブを無理なく楽しむことが出来る車だと感じた。それは、微少なアクセルコントロールに対して、スムーズで過不足のない加速感が得られるからだ。フィット3ハイブリッドにおけるドライビングの歓びは、こうしたアクセルコントロールによるスムーズな加速感をじっくりと味わいつつ、それが自然体で燃費向上に繋がっていくところにあると思うのである。 Equipment&Spec(ホンダフィット3ハイブリッド VS トヨタアクア装備&性能比較)
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