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MAZDA |
Equipment&Spec(マツダデミオ XDツーリング(6AT)VS ホンダフィット3 ハイブリッド Sパッケージ装備&性能比較) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
Jan.2015 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
MAZDA DEMIO XD IMPRESSION (マツダデミオ XD 試乗インプレッション) |
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今回試乗した車は、新規に排気量1.5LのSKYACTIV-Dを搭載したマツダデミオXD(SKYACTIV-DRIVE(6EC-AT)搭載;XD Touring&SKYACTIV-MT(6MT)搭載;XD Touring L Packageの2グレードに試乗)である。 (新型デミオは、2014−2015日本カー・オブ・ザ・イヤーの栄冠を手にした。) 1.エクステリア XD車であることを見分けるには、フロントグリルガーニッシュがソウルレッドプレミアムメタリック塗装であり、かつリアにSKYACTIV-Dのエンブレムがあるかだ。ガソリン車でボディ色にソウルレッドプレミアムメタリック+Lパッケージを選択するとフロントグリルガーニッシュがボディ同色のソウルレッドプレミアムメタリック塗装となる(フロントグリル上部もXD車と同様にピアノブラック塗装)ため、迫りくる新型デミオをルームミラーでXDだ!!と誤認してしまうかもしれない。尚、XD TouringとXD Touring L Packageには16インチアルミホイール(切削ガンメタリック)、フロントフォグランプ(ピアノブラックベゼル)が標準で装着される。 2.インテリア XD Touringの助手席インパネ、コンソールサイド、ドアアームレストにはブラックにレッドステッチが施され、シート中央に走るレッドラインと相まってスポーティな雰囲気を醸し出している。XD Touring L Packageのインテリアは、インパネ(助手席)、コンソールサイド、シートがオフホワイトで加飾され、質感の高さが際立っている。贅沢を言えば、ガソリン車(13S L Package)との差別化を図って欲しかった。(もちろんタコメーターのMAX回転数は異なり、マニュアルミッションを選択した場合は5MTではなく6MTとなるが・・・) 3.ドライバーズシート XD Touring;着座感は、ふわりと受け止める感じだが、体が沈み込むことなく、しっかりと下から支えられており、なかなか心地よい。 XD Touring L Package;Lパッケージのシート表皮にはオフホワイトのレザー(一部クロス)が奢られ、見た目も心地よく、着座感は、しっとりかつ下からしっかりと受け止めてくれる上々のフィールが提供されている。 4.変速機(6速AT、6速MT) 6AT;不快な変速ショックは、皆無で、Dレンジに入れておけば、変速をことさら意識することもなく、シフトアップダウンを実に巧みにこなしてくれる。また僅かに変速したことがわかる節度感が好ましい。パドルシフトによる変速も可能だが、街中では瞬時のエンジンブレーキ以外にはその必要性を感じない。 6MT;クラッチは拍子抜けするほど軽く、このフィールは個人的には好まない。また繋がる位置が上方で、操作性としては好ましいとはいえない。シフトフィールは可もなく不可もなくだが、シフトワークは軽快に決まる。 5.アクセルワーク 僅かにアクセルを踏み込むだけで、しっかりと加速がついてくる。街中の煩雑なゴー・ストップにおいても全くストレスを感じることがない。トルクフルゆえにことさらにアクセルを踏み込むことを意識する必要がないのである。力強い加速感を味わいながら、街中を悠々と転がすこともまた楽しいと感じさせてくれる。 6.エンジン音 極低速で走行中に耳を傾ければ、僅かにカラカラというディーゼルらしき音が耳に届く。加速中のカラカラ音は、ほとんど耳に届かない。高回転時の音は、すっきりと整ったディーゼルらしからぬ雑味のないサウンドを聞かせてくれる。 7.ブレーキフィール 踏力に対する制動力の立ち上がりがリニアで扱いやすい。 8.ステアフィール ガソリン車よりはやや重めだが、しっとりと地に足がついたフィールを示す。ステアリングレスポンスは、鋭さを持ち合わせてはいないがドライバーの意思に素直に反応し、路面との対話感もしっかりと感じられる。 9.乗り味 凹凸乗り越し時のいなし方が実にうまい。コンパクトカーでありながら、どっしりと地に足をつけた重厚なフィールが味わえるのである。 10.コーナリングフィール 路面をしっとりと舐めていく重厚な接地感が伝わってきて、ことのほかコーナーワークは楽しい。またロール角が適切に感じられ、気持ちのいいコーナリングフィールが味わえる。
以下、ホンダフィット3 ハイブリッドSパッケージと外観寸法、価格面及び燃費について比較した。(下表参照)
・JC08モード燃費については、FIT3 HYBRID S Packageが勝っている。 ・価格面は、*JC08モード燃費値当たり、リッター当たり価格共にFIT3 HYBRID S Packageが優位である。(参考迄) (価格面の比較にはDEMIO XD Touring(6AT):\1,926,781(消費税抜)FIT3 HYBRID S Package:\2,116,482(消費税抜)を用いたが、詳細については、”マツダデミオ XDツーリング(6AT) VS ホンダフィット3 ハイブリッドSパッケージ装備&価格比較”を参照方) 街の試乗屋のコメント(補足) トルクフルかつ軽快に吹け上がり、回転上昇に伴い独特の高質な機械音を聞かせてくれる1.5L SKYACTIVE-Dは、ディーゼルエンジン故のネガティブなイメージを見事に払拭してくれたと言っていい。さて、ミッションをATにするかMTにするかだが、MT好きの"街の試乗屋"としては珍しくATを推奨しておく。MTのクラッチの操作感が個人的に好まないということも多分にあるが、SKYACTIVE-Dのトルクフルな味わいがATの巧みな制御によって存分に引き出されていると感じたからである。
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